2023年11月の記事一覧

全国大会出場権獲得

 中学生の軟式野球チーム「宗谷ベースボールクラブ」が第1回南空知ベースボールクラブ設立記念大会兼九州中学校軟式練成会北海道代表選考会に出場し、熱い戦いが繰り広げられた中、見事3位となり、来年2月10、11日に熊本県で開かれる全国大会の出場を決めました。本校にも3名の生徒が宗谷ベースボールクラブに所属しており、全国大会に出場することになりました。本当におめでとう!!全国大会に向けて、日々の練習を大切に頑張ってくださいね。応援しています。

YAWARA

 前に勤務していた学校での話です。朝学校に「〇中生を車ではねてしまいました。はねた子は大丈夫ですと言って学校に行ってしまったのですが…、大丈夫でしょうか?怪我はしていないでしょうか?」という衝撃的な内容の電話がかかってきました。当時生徒指導部長の私は、1年生の教室から「今日車にはねられた人いないか?」と今考えるとすごい質問を教室に投げかけると、「〇〇先輩がはねられていました。」という情報が‼その生徒の教室に行くと、普通に座って本を読んでいました。彼は柔道少年団に所属しており、受け身をとったことにより怪我もなく、無事だったようです。柔道の授業が始まるといつもこのことを思い出してしまいます。

 話が長くなりましたが、先週から保健体育の授業で「柔道」を実施しています。(子供たちに怪我がないよう、また安全に実施するため、複数の教員で実施しています。)基本動作の受け身や投げ技、寝技の習得はもちろん、礼儀作法も重視して学習を進めています。3回の授業の中で、全てを習得することはとても難しいですが、何事も経験が大切です。武道の授業を通して学んだ相手を敬う精神を大切にこれからの学校生活に生かしてほしいです。

体育館で道徳の授業

 本日11月6日、北海道教育庁宗谷教育局主催による、令和5年度(2023年度)道徳教育の抜本的改善・充実に係る支援事業 家庭・地域との連携推進事業が、稚中を会場として実施されました。内容は、①:授業実践「稚内中学校第1学年の授業参観」 ②:研究協議「公開授業の感想及び児童生徒の道徳性を養うための小・中学校の連携」 シンポジウム「道徳教育の充実に向けた小・中学校の連携」 ③:講話「道徳性の発達に応じた道徳科の授業」 でした。

 授業実践では、体育館での授業+たくさんの先生方が見ているということもあり、いつもとかなり違う環境で1年生に緊張の表情が見られましたが、授業が始まると自分の意見を発言したり、グループの場面では意見交流をしたり、たくさん活躍する場面が見られました。さすがの一年生です。頑張りましたね、ブラボー。

 今回の授業を実施するにあたって、何回も指導案検討やプレ授業を実施しました。その中で、中央小学校の先生方や潮見が丘中学校の阿部先生、宗谷教育局・義務教育指導班指導主事 池田雄二様に何度も学校にお越しいただき、たくさんの意見やアドバイスを受け授業をつくりあげることができました。本当にありがとうございました。

 また、今回このような学びの機会を作っていただいた宗谷教育局の皆様、そして講話をしていただいた國學院大學教授 澤田 浩一 様 本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。

夢に向かって~稚内から挑戦

 11月2日(木)、東京稚内会と稚内市教育委員会の主催による“第9回 ふるさと・子ども夢プロジェクト 「夢に向かって稚内から挑戦」”の講演会が実施されました。東京稚内会会長であり、アルパテック株式会社会長の 小坂 輝雄 様がお越しいただき、稚中生に自身の半生を振り返りながら、ターニングポイントやエピソード、そして、「ふるさと・稚内」への思いを語っていただきました。お忙しい中、稚中生の為にご講演くださいまして、誠にありがとうございます。

 子どもたちからは、「失敗しても諦めずに解決策を見いだしていたので、私も諦めずに挑戦していきたい」「夢はあきらめないことが大事なことがわかった。私の夢にもあきらめずに、努力していこうと思った。」「故郷への恩返しは若いうちにしたい気持ちになった」などの感想を語っていました。

 稚中生にとって将来への夢に向かっての第一歩となった日になりました。

小中合同授業研

 本日11月1日(水)、宗谷教育局より義務教育指導班指導主事 池田雄二 様にお越しいただき、午前中は本校の授業の様子や今年度の研修について説明。午後からは研究授業(1年生数学)と授業後の研究協議に参加いただき、ご助言をいただきました。また、この授業研は稚内中央小学校との合同授業研も兼ねており、小学校の先生方にも参加していただきました。

 久々にあった小学校の先生方を前に、はりきって授業を受ける一年生がいました。課題に対して、仲間と協力して問題に挑戦している生徒や個別に問題に挑戦している生徒、ICTを活用して問題に挑戦している生徒など個別最適な学びの場面が見られました。

 授業後の研究討議では、小学校の先生と中学校の先生が熱い議論を繰り広げられる協議となり、とても質の高い研究協議ですねとお褒めの言葉をいただきました。今回の研究を普段の授業に生かし、生徒の学力向上に努めていきます。