校長室の窓
アタック!?
日曜日、妻と一緒に文化センターへ。バレエ合同発表会を観に行きました!スポーツや芸能、文化的な発表会などこれまで数多く見てきた私でしたが、「バレエ」だけは見たことがなかったんです。もちろん本校の生徒もでるということでとても楽しみにしていました。
日頃の練習の成果を大舞台で発表することは、自分の成長にもつながることと思います。学校だけでなく、こうして地域で活躍する子どもたちもすばらしいなぁと私は感激しました!これからも継続して頑張ってほしいと思います。
自宅に帰って、ふろ上がりにつま先立ちをなぜかやってみたくなり調子にのってイザッ!「バキバキっ!」と関節がつぶれる音がしたと同時にその場に崩れ落ちてしまいました。「こんなの無理無理!」と思いながら、しばらく痛みとの闘いでした(笑)。慣れないことはやらないことですね。
さぁ、本日は1,2年生CRT(標準学力検査)を実施します。
【3年生教室前廊下の装飾・・・】
突破!突破!
本日お昼に本校HP閲覧数10万カウント達成しました!今後は動画配信も視野に入れて現在改善に取組中です!今まで以上に「わかる」「楽しい」HPを製作していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
SUKOYAKA!
稚内幼稚園の参観に行ってきました。年長組ではお楽しみ会の飾りを製作中。どこで知ったのか「校長先生だ!!」や「だれ?あのおじさん・・・」など、不思議な顔で私を見ていました(笑)。
またある場面では「ハサミなどを取りに行くときは、椅子をしっかり入れて立ち歩きましょうね!」と、先生方がしっかりと指導されていました。このことが小学校や中学校に進学する際にも、生かされていくのだと納得したところです。
子どもたちをすこやかに育てることはどの異校種においても大切な視点です。屈託のない子どもたちの笑顔と先生方の温かな指導を見ることができ、たいへん勉強になりました。幼保小連携にとどまらず、【幼・保・小・中・高・大】連携として、稚内市でビジョンをもてると良いなあと思いました!ちなみに、本校保健室だよりのタイトルも「すこやか」です!
本気を見ました!
先日、安平町早来学園(義務教育学校)を学校視察してきました。午前中は授業公開でいろいろな教科の授業を参観。主体的・対話的な深い学びの実践がそこにはありました。午後からは全体説明会に参加。胆振東部地震の被害を受け、地域が一体となり、一から「学校」って何!?から話し合い、今年4月にスタート(開校)された話がありました。この町の本気と挑戦がしっかりと私の心に突き刺さったのは言うまでもありません。
「施設一体型」の義務教育学校。真新しい最先端の教育環境です。地域住民も活動できる「暖炉の部屋」どんな授業スタイルにも対応できる「可動式の椅子やデスク・ホワイトボードパーテーション」どでかい「電子黒板」など、まだまだ紹介したいことが山ほどあります!夢のある学校でした!(生徒は撮影禁止なので授業風景はNGでした)
北地区も向かうは令和8年度!私は「施設隣接型」と認識しています。今回の学校視察で北地区もイメージして、「今できること」「今やるべきこと」を推進していきます。
「深化」を目指して
生徒に一人一台の端末配備を受け、子どもたちに各教科で資質・能力を付けるために、ICTを活用した授業改革が定着してきています。
これからは「深化」です。現状からICTの活用をどう深めていったら良いのかを追求していく段階です。先日、中央小学校の授業を参観してきました。「ロイロノート」(「思考力」「プレゼン力」などを育てる授業支援アイテム)を活用した授業を展開していました。子どもたちの考え深める時間と活動する時間が授業の中で多く見られました。子どもたちの意欲的な姿を参観することができ、中学校の先生方も学ぶところがたくさんあったと実感しています。
ただちに、校内推進チームの研修係がロイロノートの校内研修を12月中の実施に向けて動きました。冬休みにこれを使用して行う授業指導案を各教科担任がつくり、冬休み明けの授業で実践し、検証・交流する流れをマネジメントしてくれています。そのあとの「次の一手(計画・実践)」も肝ですね!
子どもたちに力が付くためにどう授業を進めていくのが良いか・・・。ICTを活用する場面、またペンを走らせノートに書く場面、「考える時間」を必ずつくり、デジタルとアナログの併用した授業を大切にしながら、これからも授業改革を進めていきます。
来る12月9日(土)参観日のアナウンスをしております。懇談会も必ず参加していただきたいです!お待ちしております!
【3年数学科 電子黒板と端末(CP)を連動させての授業】
これからも前進!
本日前期生徒会役員の皆さんに集まってもらいました。任期終了ということで、私から「感謝状」と「前進のタスキ!?」をプレゼントしました。
生徒会役員には、「任命証」は手渡され激励されますが、任期を終えてそのまま解散というケースが多いのです。これまでの実績はもちろん、頼まれたことを苦にせず取り組んでくれたり、時間をかけて全校生徒のために頑張ってくれた功績をたたえたい!そんな気持ちを込めて校長になってから「感謝状」の贈呈を個人的に続けています。
取り組んだことに意味がある!手を挙げて頑張ったことに意味がある!これからも前進あるのみ!と感謝状に記しました。また「前進のタスキ」を一人ずつにかけ一年間の労をねぎらいました。生徒会役員の皆さん、本当にお疲れ様でした。これからも前進!そして飛躍を!
『挑戦』
『挑戦』 私が教頭時代お世話になった加賀(校長)先生がいつも覚悟を決め、愛用していた言葉です。
昨日、久しぶりに稚内に来たので、元同僚や加賀先生を慕う数人が集まりました。退職されてもう4年になりますが、現在も千歳の小学校で「スーパー爺(今でもバック宙をやってみせるので)」と呼ばれながら学習指導員を行っています。
昔話に花が咲き、とても楽しい会となりました。最後には、加賀先生から一人ひとりに自作のシールをプレゼントしてくれたのです。各々違う言葉でした。私のは「子どもは自分を磨く宝物!」
いつも子どもを真ん中においた確かな経営ビジョンと大胆に鋭く迫る学校経営の在り方を私は加賀先生から学びました。今の私があるのも加賀先生のおかげです。そしてその思いを受け継いで学校経営を行っています。
スーパージジイは、本日礼文町PTA連合会研究大会の講師として島に渡ります。また会いたいです!お元気で!
【実は加賀先生、稚内中央小・稚内中学校のOBです!】
【自作のシールからメッセージ!】
無銭医療!?
年休を取得しインフルエンザの予防接種を受け、「よし!これでOK!」と、どや顔で帰校しました。「予約制だから15分で終わったよ!」と職員室で声高らかに。(笑)その時、ケータイに着信が・・・。
「森河さんですか?名前をお呼びしましたがもういらっしゃらなかったので・・・。」
「はっ!あっ!お金払うの忘れて帰ってきちゃいました!すみません!今すぐ戻ります!」
「森河さん大丈夫ですか?3,500円です。それではお願いしますね。(電話の向こうで失笑)」
「教頭先生!まだ年休の時間内だよね!行ってくるから!」
コロナのワクチン接種は無料でしたが、インフルエンザの予防接種はお金がかかるのを忘れていました。おかげで職員室では大爆笑!無銭飲食ならぬ無銭医療にならなくてすみました!接種事前調査には職業欄がなかったので、稚中の校長だとはわからないと思いますが。あ~恥ずかしい!
生徒の皆さん、そして保護者・地域の皆さん『つまづいたっていいじゃないか にんげんだもの。』(相田みつを氏)
【3年生音楽科:鑑賞】
乱れず・・・
本日は全学年学力テストです。雨は午前中に止み、校舎内の「雨漏り」対応もあと少しです。校舎内の環境整備に努めていただいた校務補の岡さん、稻場さん、そして環境整備員の野澤さん、ありがとうございます!
昨日、退勤時に臨時の靴置き場横を通りました。写真のとおり、靴がきちんとそろえて置いてあったんです。私は「やるな・・・」と心の中で思いました。
「履き物をそろえると、心もそろう。心がそろうと、履き物もそろう。ぬぐときにそろえておくと、履くときに心がみだれない。だれかがみだしておいたら、だまってそろえておいてあげよう。そうすればきっと、世界中の人の心も、そろうでしょう。(永平寺 道元禅師)」
「世界中」をまずは「稚中生」に置き換えて読んでもらえるとうれしいですね!
乱れず・・・。「磨けよ拓け心の窓を!世紀のわれら 伸びゆくわれら!」(校歌より)
これほどとは・・・
稚内市が朝のニュースで取り上げられていますが、昨日からの大雨で学校がすごいことになっています!生徒玄関から山側の校舎全域、そして1年生教室も含め、3階の廊下、2階のCP室、給食パントリーなど「雨漏り」が今もなお続いている状況です!また市教委に一報入れ、すぐに状況を見にきてもらっています。教室の確保、トイレの使用可能状況、給食提供可能状況を確認し、また安全に教育活動ができると判断し、本日は平常運行で進めます。
明日も移動した教室を使用するなど、対応を継続する予定です。生徒たちには、不便をかけることになります。しかし、この状況でも強く生きること、負けない底力をもってもらいたいと私は思います。
引き続き学校営繕に関しては強く要望を行っていきます。
学校ができないこと
先般、北地区の児童生徒、そしてその保護者の皆様を対象に「制服アンケート」を取らせていただきました。結果、制服が必要と回答された保護者の皆様が大半を占め、また様々なご意見をいただく機会となりました。改めてご協力に深く感謝申し上げます。今後はアンケートを参考にさせていただき、制服変更の準備を進めさせていただきます。
さて、アンケート(9月実施)の中には、こんなご意見もありました。
「現在の稚内中学校は制服登校が基本であり、部活動終わりの下校時はジャージ下校が可能な様ですが、それ以外にもジャージで登下校している子や、夏服は女子も含めポロシャツも可能となりましたが今もなおTシャツ(セーラーを脱ぐ)で登下校する子を見ます。バラバラな服装は非常にだらしなく感じます。特に女子のTシャツとスカート登下校の子に関してはポロシャツがあるのに…と憤りを感じます。保護者を含め今一度意識を持ってもらいたいなと感じます・・・。」
私も同意見です。我々教職員は登校時、玄関であいさつを交わしていますが、認められていない服装で登校した時は必ず指導を行います。しかし自宅から子どもたちを登校させる時には、我々教職員はチェックできません。学校の玄関を入ってきた時は、もうすでに「後手」なのです。
学校でできないこと、逆に言うとご家庭で頑張ってもらうことが多くあります。学校経営重点3では「地域とのつながり」を私は掲げています。学校・家庭・地域と協働で子どもたちを育むことがいつの時代でも大切です。これからもタッグを組んで!
【2年生社会科 1年生音楽科】
SHOCK・・・
買ったばかりの自家用車が破損しました・・・。
今朝5時。外で「ガシャン!ガシャン!」と、すごい音がしたので起き上がり、2階から窓を開けて見ました。そこには私の車のすぐ横で、立派な角をぶつかり合わせているでかい2頭の雄シカが決闘をしているではありませんか!「やめてくれ~!!離れろ~!!」と私は2階から血圧が上がるほど叫びましたが、角が車にもあたり・・・。
怒りと悲しみの気持ちを抱きながらの出勤です。これが車だったからまだいいですが、児童生徒に被害があれば、大事故になるところです。札幌ではシカ1頭街に出ただけでテレビニュースになるぐらいです。稚内ではいろいろと対策や取組を行ってくれてはいますが、果たして解決の方向に進んでいるのでしょうか?
車には闘いを物語っているシカの毛が毛筆のようについています。職員室で二郎先生のアゴヒゲを見るたび、悲しい記憶がよみがえってしまいます・・・。めざましテレビの今日の運勢は牡ひつじ座が第一位でした。ちなみに私は牡ひつじ座です。
気持ちを切り替えて、さぁ、笑顔で生徒とあいさつを交わしに玄関へ行ってきます!レッツゴー稚中!
完!さぁ行こう!
稚中祭が終了しました。金曜日のエンジョイタイム、そして日曜日の合唱コンクール。「これだけ生徒たちはできるんだ!」と、私は感激、感動したところです。生徒たちの頑張りにつきます。生徒会役員、そして係や委員会の皆さんが、計画・準備・運営を行いました。そしてすべての生徒たちが稚中祭に集中した期間は、紛れもなく「稚内中学校!ここにあり!」と感じることができました。生徒の皆さんに改めて拍手を贈ります。すばらしかったです!
また、教職員のこれまでの指導・支援を私は見てきました。「奮闘」の二文字につきます!生徒の主体性を育てるためには、必ず生徒への指導・支援のアプローチが必要です。それがなければただの「放任」です。私たちの仕事は、子どもの可能性を最大限引き出すプロ集団でなければいけないのです。まだまだ磨けます!これからも先生方、よろしくお願いしますね!来年の稚中祭が深化したものになるために。
生徒の皆さん、「POPPING CLASS!」①みんなで全力で弾けて楽しもう!②学級の団結を高めよう!というテーマを掲げての達成感はありますか?皆さんの笑顔が、「成功」の二文字を物語っていると私は確信します!
稚中祭が、完(終わりました)!生徒の皆さん、また、自分のコースを自分のペースで前進していきましょう!みんなで力を合わせて・・・。急ぐことはないから・・・。
ポップコーン!!
今年のテーマは「POPPING CLASS」
「装飾係が制作したバック絵の中には、ポップコーンが貼ってあります・・・。ポップコーンは、乾燥したトウモロコシの実を火にかけて炒ります。熱く、火で熱せられ、弾けながらできる食べ物です。ポップコーンは火の熱がないとポップコーンはできません。今日は汗をかくぐらい、笑って、踊って、仲間と楽しんでください・・・」
開会式での私のあいさつの一部です。
一日目のエンジョイタイム!とても楽しかった!生徒たちもみんなで全力で弾けて楽しんでいました!本日の目標は達成したと確信しています!ステキな時間をありがとう!
土曜日を挟み日曜日、合唱コンクールを開催します。クラスの団結を高めた集大成を文化センターのホールで!
【エンジョイダンス復活!】
BIG EVENT!
いよいよ稚中祭が始まります!本日午後、そして日曜日の合唱コンクールと、変則2日間で開催します!今日はエンジョイタイム!生徒たちが「腹の底から楽しむ日!」とし、生徒会を中心に取り組んでほしいと願っています。
先日、生徒会長から「校長先生も有志発表に参加してください!」と依頼がありました!若い先生方に託します。「どんなもんだい!」「これぞインテリジェンス!」という発表をお見せします!お楽しみに!
保護者・地域の皆様も、ぜひ参観に来て楽しんでください!なお、保護者・地域の皆様、ご来賓の皆様のお座席は、すべて設置してある一般席になっております。ご理解とご協力をお願いします。
鬼才現る!
本日、札幌市立栄町中学校の藤岡直美教諭を招き、全校合唱、そして3学年合唱の指導をお願いしました。藤岡先生とは、私が稚中から枝中に転勤したその年、1年間だけの同僚だったのです。音楽科の先生で合唱部顧問、その合唱部が全国大会に毎年出場していました!指導力はとてつもなくすばらしいのです!まさに「鬼才!」です。校内の業務では、生徒指導主事でバリバリ方針を出し、先生方を動かすリーダー的存在でした!私は「はい!わかりました!」と一つ返事で動いていたものです(笑)。
4月稚中に着任して、合唱コンクールが10月にあると聞いた時、すぐ「藤岡先生を呼ぼう!!」と思いました。連絡した時、すぐに快諾してくれたことがとてもうれしかったです!
稚中と言えば!「合唱コンクール!!」と昔も今も私は胸を張って言いたいのです!市内では稚中が一番生徒数が少なくなりました。生徒の数ではない、心のメッセージは人の数ではない!という合唱を私は目指したい!
明日は1年生と2年生がそれぞれ合唱指導を受けることになっています。藤岡先生、稚内に来ていただき本当にありがとうございました!さあ!稚中生のみんな・・・、刺激をもらったね!よし!がんばっていこう!
【藤岡先生名言!:「合唱は筋力です!」】
A~HA!(あ~はっ!)
先日、珍しい方が来校しました!木下裕二先生です!稚内を訪れて、平成4年度卒業生たちと学校見学に来たのです!私も何十年ぶりでしょうか・・・。木下先生とお会いするのは。いやぁ、とてもうれしかったです!
夜は木下先生を囲む会(同窓会)に私もお邪魔ながら参加させていただきました。17名も集まっていて、教え子たちも46歳、立派な社会人として頑張っている報告を受けました。木下先生も私も当時のことでいじられながら、楽しく過ごすことができました。
何がうれしいか・・・。それは私の学年ではないのに、声をかけてくれること!これが何よりもうれしいことなんです!ありがたい!感謝の言葉しかありません!
A~HA!(あ~はっ!)これは木下先生の高笑いで発せられるみんなが知っているもの!また稚内へ!
しゃべりの達人!
「社会を明るくする運動研修会」に参加しました。私は今の社会が暗いとは思っていないので、ネーミングを「社会をもっともっと明るくする運動研修会」にするといいのになあと感じたところです。
元HBCアナウンサーの松永俊之さんの講演で、自分の生い立ちから、アナウンサー時代の話、そして明るく生きるにはどうすることが大切かなど、トーク力を発揮して笑いを交えてのお話でした!とても楽しかったです!
「一読・十笑・百吸(運動)・千字(書く)・万歩」これは一日行えばよいことを表しています。誰にでも当てはまると思いませんか?今日の学びに感謝です!
研修から帰校したら校舎内は子どもたちの歌声が響いていました!。稚中祭は目の前です!
素晴らしい出会いに感謝!
先日の暴風、市内の児童生徒たちになにもなくよかったですね!三連休明けの本日、さわやかな日となりました。
「校長室の窓」でこれまで2回ほど取り上げた名古屋大学宗谷教育調査団。先日お礼の手紙が届きました。夏休み中には、zoomでの教育懇談、9月末には同大学南部教授引率のもと、学生の皆さんが稚内入りし、本校も宗谷の教育調査に協力しました。
今回お礼の手紙を拝見した時、なぜか涙がでてきました。なぜだかわかりません。ただ言えるのは今、目の前にいる子どもたちのために、やれることを精一杯がんばらなければということです。
一週間という短い期間での「学び」はいかがでしたでしょうか?ふだんは中学生との関わりですが、久しぶりに「大人たち」と向き合い、教育のことを話し合う・・・。私自身もたいへん勉強になりました。これからの時代を生き抜く子どもたちを、一緒に磨きに磨いていきたい!そう願うばかりです。
稚内、いや宗谷にきていただき本当にありがとう!またお会いできることを楽しみにしております!お礼状、よければHPに掲載させてもらいます!素晴らしい出会いに感謝!
忘れられぬ記憶・・・
私が枝幸中学校で勤務していた平成15年の秋、暴風が枝幸町を襲いました。昼で生徒を下校させて間一髪、天候が急変し今まで体験したことのない暴風が起こりました。
外は看板や鉄柵が宙を舞い、私の家の車庫もひっくり返る・・・。特にひどかったのは、お寺の屋根が引きちぎられ、道路を超えてアパートに突き刺さるという想像もできない光景を見たのです。
学校前に教員住宅があり、車庫のシャッターが風であおられているのを持ち主が直しに行きました。その時です。シャッターが首にあたり、大怪我をしたのです。助けに行った同僚が血だらけになって圧迫止血をし、救急車を呼びました・・・。結果、大事に至らず安心しましたが、私にとっては忘れられぬ記憶となりました。
こんなことは絶対起こらない・・・。こんなことがあったら絶対いやだな・・・。ということが起こってしまわないようにすることが危機管理であり私の仕事です。学校経営の重点である「安心安全な学校づくり」を揺るぎない思いで進めます。