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校長室の窓

SUKOYAKA!

 稚内幼稚園の参観に行ってきました。年長組ではお楽しみ会の飾りを製作中。どこで知ったのか「校長先生だ!!」や「だれ?あのおじさん・・・」など、不思議な顔で私を見ていました(笑)。

 またある場面では「ハサミなどを取りに行くときは、椅子をしっかり入れて立ち歩きましょうね!」と、先生方がしっかりと指導されていました。このことが小学校や中学校に進学する際にも、生かされていくのだと納得したところです。

 子どもたちをすこやかに育てることはどの異校種においても大切な視点です。屈託のない子どもたちの笑顔と先生方の温かな指導を見ることができ、たいへん勉強になりました。幼保小連携にとどまらず、【幼・保・小・中・高・大】連携として、稚内市でビジョンをもてると良いなあと思いました!ちなみに、本校保健室だよりのタイトルも「すこやか」です!

本気を見ました!

 先日、安平町早来学園(義務教育学校)を学校視察してきました。午前中は授業公開でいろいろな教科の授業を参観。主体的・対話的な深い学びの実践がそこにはありました。午後からは全体説明会に参加。胆振東部地震の被害を受け、地域が一体となり、一から「学校」って何!?から話し合い、今年4月にスタート(開校)された話がありました。この町の本気と挑戦がしっかりと私の心に突き刺さったのは言うまでもありません。

 「施設一体型」の義務教育学校。真新しい最先端の教育環境です。地域住民も活動できる「暖炉の部屋」どんな授業スタイルにも対応できる「可動式の椅子やデスク・ホワイトボードパーテーション」どでかい「電子黒板」など、まだまだ紹介したいことが山ほどあります!夢のある学校でした!(生徒は撮影禁止なので授業風景はNGでした)

 北地区も向かうは令和8年度!私は「施設隣接型」と認識しています。今回の学校視察で北地区もイメージして、「今できること」「今やるべきこと」を推進していきます。

「深化」を目指して

 生徒に一人一台の端末配備を受け、子どもたちに各教科で資質・能力を付けるために、ICTを活用した授業改革が定着してきています。

 これからは「深化」です。現状からICTの活用をどう深めていったら良いのかを追求していく段階です。先日、中央小学校の授業を参観してきました。「ロイロノート」(「思考力」「プレゼン力」などを育てる授業支援アイテム)を活用した授業を展開していました。子どもたちの考え深める時間と活動する時間が授業の中で多く見られました。子どもたちの意欲的な姿を参観することができ、中学校の先生方も学ぶところがたくさんあったと実感しています。

 ただちに、校内推進チームの研修係がロイロノートの校内研修を12月中の実施に向けて動きました。冬休みにこれを使用して行う授業指導案を各教科担任がつくり、冬休み明けの授業で実践し、検証・交流する流れをマネジメントしてくれています。そのあとの「次の一手(計画・実践)」も肝ですね!

 子どもたちに力が付くためにどう授業を進めていくのが良いか・・・。ICTを活用する場面、またペンを走らせノートに書く場面、「考える時間」を必ずつくり、デジタルとアナログの併用した授業を大切にしながら、これからも授業改革を進めていきます。

 来る12月9日(土)参観日のアナウンスをしております。懇談会も必ず参加していただきたいです!お待ちしております!

【3年数学科 電子黒板と端末(CP)を連動させての授業】

これからも前進!

 本日前期生徒会役員の皆さんに集まってもらいました。任期終了ということで、私から「感謝状」と「前進のタスキ!?」をプレゼントしました。

 生徒会役員には、「任命証」は手渡され激励されますが、任期を終えてそのまま解散というケースが多いのです。これまでの実績はもちろん、頼まれたことを苦にせず取り組んでくれたり、時間をかけて全校生徒のために頑張ってくれた功績をたたえたい!そんな気持ちを込めて校長になってから「感謝状」の贈呈を個人的に続けています。

 取り組んだことに意味がある!手を挙げて頑張ったことに意味がある!これからも前進あるのみ!と感謝状に記しました。また「前進のタスキ」を一人ずつにかけ一年間の労をねぎらいました。生徒会役員の皆さん、本当にお疲れ様でした。これからも前進!そして飛躍を!

 

『挑戦』

 『挑戦』 私が教頭時代お世話になった加賀(校長)先生がいつも覚悟を決め、愛用していた言葉です。

 昨日、久しぶりに稚内に来たので、元同僚や加賀先生を慕う数人が集まりました。退職されてもう4年になりますが、現在も千歳の小学校で「スーパー爺(今でもバック宙をやってみせるので)」と呼ばれながら学習指導員を行っています。

 昔話に花が咲き、とても楽しい会となりました。最後には、加賀先生から一人ひとりに自作のシールをプレゼントしてくれたのです。各々違う言葉でした。私のは「子どもは自分を磨く宝物!」

 いつも子どもを真ん中においた確かな経営ビジョンと大胆に鋭く迫る学校経営の在り方を私は加賀先生から学びました。今の私があるのも加賀先生のおかげです。そしてその思いを受け継いで学校経営を行っています。

 スーパージジイは、本日礼文町PTA連合会研究大会の講師として島に渡ります。また会いたいです!お元気で!

【実は加賀先生、稚内中央小・稚内中学校のOBです!】

【自作のシールからメッセージ!】