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定期テストの廃止に向けて

 12月5日(木)教愛会役員会を開催しました。経過報告や生徒、学校の様子を交流し、稚中祭の反省や教愛会一般会計の執行状況の説明、また次年度に向けた教育課程(学校計画)についての話し合いを行っています。

 特に、次年度から「定期テストの廃止」「通知表(評価評定)の二期制」への移行のお話をさせてもらいました。

 上記の理由として、各教科が単元ごとに単元テストをはじめ、その単元で身に付けさせたい資質・能力をより信頼性と妥当性のある評価ができる評価方法を取り入れて、短い期間での検証改善を行い、こまめにフォローアップを行っていくことにあります。学校は次の項目を再度見直し、力を入れていきます。

①学習指導要領にある付けたい力を明確にした授業づくり

②年間指導計画と学習評価の改善

③授業アンケート等による授業改革

④5教科単元テストによる学力の定着

⑤昼休み・放課後等に開設するマススタディルーム(学びの場)の更なる活性化

⑥教科相談の実施

⑦北海道教育委員会や宗谷教育局配信のチャレンジテスト・Sサポートの実施

⑧学力(文協)テスト全回実施による複数単元の定着確認

 上記については、参観日の全体集会でもお話しさせてもらいました。今年1年の学校経営、ひいては私が着任した昨年度からの2年間、検証改善を繰り返してきました。学校は「子どもたちに力を付けるところ」です。今以上に先生方には授業改革に力点を置いてもらい、今以上に子どもたちにも学習を頑張ってもらうことになります。ご理解のほどよろしくお願いいたします。【写真:教愛会役員会の様子】